★わかりづらいマンションの課税明細書の見方を教えます★

課税明細書の見方の中で、複雑なものがマンションの明細書です。
私もマンション住まいですが、非常に複雑ですので
今日はこの見方について説明しましょう。


マンションの課税明細書は、
土地:「共有部分」
家屋:「専有部分」+「共有部分」
で構成されます。



まずわかりやすいのが、「家屋の専有部分」です。
これはいわゆる自宅の居住スペースです。
この部分は、記載されている税額全てがあなたに課税されます。

次に「家屋の共有部分」です。
私のマンションの場合だと、
・駐車場 365.2平方メートル 
・駐車場 86.42平方メートル
・その他 7.6平方メートル
・その他 178.31平方メートル
と記載されております。

その横に「8356/1262168」と記載されています。
これは、いわゆる持分割合です。
共有部分の場合には、
「共有部分の税額」は共有部分の総額でしか表示されていないことが
あります。
そのため、共有部分ごとの税額が記載されていない場合には、
「共有部分の総額」×「持分割合」で計算します。


また土地についても同様です。
それぞれ計算すると課税明細書の表紙に記載されている合計金額
と同じ額になると思います。

共有部分は、市町村によっては別紙で送付される場合もあります。
ウチも昨年までは別紙で届いていたのですが、
今年から送付される書式が変更になっていました。
きっと送付業者が変更になったのでしょうね。


マンションの明細書は下記の動画でも解説しています。