★家屋の課税明細書の確認手順です★

前回土地の課税明細書の確認手順をまとめましたが、
今回は家屋についてご紹介します。


【家屋のチェックに必要な資料】
1.課税明細書:毎年送付されてくる明細書のこと
2.役所所有の地番家屋図:役所の課税図面



【確認事項】
1.基礎情報の確認:
 課税明細書に記載されている建物と実際の建物が一致しているか
 チェックしましょう。
 課税明細書には、1棟ごとの登記床面積、構造、建築年などが
 記載されています。
 それらを元に、確認してみましょう。


さらに細かい点まで確認するためには、
役所から評点数計算書(役所が家屋を評価した内訳書)を
取り寄せる必要があります。
その上で下記手順へ行きます。

2.材質、補正率をチェックします。
 特に材質と補正率などについては、建築時の資料などを元に
 確認します。
 もし建築施工会社に聞いて教えてもらえるようであれば、
 聞いて照合を手伝ってもらえるとスムーズに分かります。

3.その他、付帯設備など、償却資産を計上している場合には、
 家屋として課税されていないか確認する。
 一般の方が手軽にチェックできるのは、1だけになりますが、
建物を取り壊して申告していないと、
未だに課税されている可能性もありますので、注意が必要です。