★駅ナカがキッカケで課税方法が変わったのです★

前回は線路敷地の話しをしたのですが、
数年前までは、鉄道敷地は全て周辺土地の1/3だったのですが、
実は固定資産評価基準が改正されたのです。


そのキッカケは「駅ナカ」だったのです。

皆さんは、「駅ナカ」って言葉をご存知ですよね。
あの「駅ナカ」が原因で基準が改正されることに
なってしまったのです。


「駅ナカ」というのは、ウィキペディアの定義によると
「駅ナカ(えきナカ)とは、鉄道事業者が管轄下にある
駅構内に展開する商業スペースの通称。
JR東日本の若手社員によって作られた名称、
エキナカを起源とする」
というものです。

JR東日本の若手社員によって作られた名称とは
知りませんでしたね~。


この駅ナカですが、以前にも駅ビルに入った商業施設などは
ありましたが、これまでは改札の外にありました。
改札の中と言えば、小さな売店や立ち食いそば屋などの
早くてすぐ食べることができる飲食店が殆どでした。

ただし、その店舗に対して、駅自体を利用する方は
非常に多いので、潜在的な買い物ニーズはありました。
その点に目をつけて、改札から出ること無く、
改札内に店舗を設けたところ、
非常にヒットしたものでした。

鉄道会社の立場で考えれば、新たに非常に大きい利益を
手にすることはできました。
だって払う税金は変わらず、出店スペースを設けて
お店を出してもらえれば、テナント収入なども
得られるわけですからね。


それがどう固定資産税に関係したかというと、
その反面で不公平を訴えた方がいたのです。

それは誰だと思いますか~?

それは次回にお話ししますね~。