★3年以上変化が無いのに、税金が大幅に下がったら要注意★

前回税金が大幅に下がった場合も要注意で役所に確認が必要ですよ
という話をしました。

仮に役所側で評価額などの修正をした場合には、
必ず「還付を受けられますか?」って訊いて下さいとお話ししました。

その際に
「ダメです」とは「できません」と言われた場合には、
必ず理由を聞いて下さいね。


その時の確認ポイントですが、
「過去3年未満の変化に伴う修正」なのか
「過去3年以前の変化に伴う修正」かどうかという点を
確認して下さいね。



今年は固定資産税の評価替えの年です。
「評価替え」というのは、要は評価額や税金などの見直しを
実施する年なのです。

固定資産税って、
既に存在する土地、建築されている建物全てに対して
評価額や税金などを計算するので、
とても細かい見直し項目が沢山あります。

事務処理量が多すぎて、1年間で完了できないのです。
そのため、見直し期間は3年間かけて行うのです。

例えば
大規模な工場用地が売却されて
大きなショッピングモールが出来た 
もしくは、戸建ての住宅ニュータウンができた
という変化を評価額に反映させる必要があります。

また個々の土地についても
利用方法や範囲を変更した内容が反映されます。


もしあなたの不動産に対する変更が
過去3年間の変化に対してされたのであれば、
適正な評価替えによる見直しです。


でも。。。
3年以上前から土地の使い方などにも変更が無いにもかかわらず
今回見直しをされてしまったとしたら、
本当はもっと過去の段階で見直すべきものだったはずなので
その分税金を払いすぎている可能性があるのです。


という訳で
おかしいと思ったら、理由を聞きましょう!

そしてその際に重要なことは、
「理由を文書でもらうこと」
これが大事です。


口頭だと何を言われたか証拠が残らないですからね。
気をつけて下さいね。