★取壊した建物が明細書に記載されていたら還付できるかも★

前回まで土地の地番を確認する方法をお伝えしました。


今日は【建物編】ということでお話しします。

建物は土地ほど難しくありません。
課税明細書に記載された建物と実際の建物を比較するだけです。

難しい点を上げるとすれば、増築した部分などは
課税明細書では、別の建物として表記されている場合があると
いう点ですね。


増築した部分は、元の建物と建築された年代も違うし、
材質も違うケースがあるので、別々に評価額を計算するのです。


多くの場合には、別々に明細書に記載されていますが、
稀に一緒に合算されている場合もあります。



あと気をつけてほしい点は、
実際には取り壊したのに、課税明細書に記載されている場合です。

この場合は税金を払いすぎていますので、還付を受けることが
できるはずです。
もし「今年から直しますね」と言われて、
過去の分について何も説明が無ければ、
必ず「過去の分は還付されますか?」と確認して下さいね。




また逆に実際には建築されているのに、課税明細書に無い場合も
あります。

この場合には、役所が建築されている事実を掴んでいない
可能性があります。

通常、建物の建築許可申請をすれば、役所内で情報が共有されて
いるので、後で役所から調査の連絡が届くと思います。