★あなたの土地は、どの値段ゾーンに入っているかご存知?★

今日はどうやって公平性を保つために、土地の値段を決定しているか
ということをお話ししたいと思います。

前回お話したように、個別の取引価格を基に全体的な値段の
バランスを考えていくと、とても公平性を確保できません。

そのため、公的な土地の評価では、
マクロ的視点(市町村単位)→ミクロ的視点(個々の土地)
で値付けしていくのです。

まず「マクロ的視点」とは、市町村単位などで大きな地域で
値付けをしていきます。
市町村で一番値段が高い所はドコ?
それ以外に取引価格の分布で高い場所は?
商業地の平均価格は?住宅地は?

分析をすると、同じ土地の利用状況の地域は、
殆ど同じ価格になる傾向があります。
同じ利用状況の地域で、同じ価格水準の地域ごとに
「ゾーン化」していくのです。

例えば、
お店が一杯建っている国道沿いの土地と
とその裏に建っている住宅地があったとしましょう。
その場合の、国道沿いと裏の住宅地の
土地の値段って全然違いますよね。
土地の利用状況も全く異なります。

そんな地域では、国道沿いと裏の住宅地は別の「ゾーン」
に区分していく訳です。

路線価を使用する場合でも、しない場合でも
まず土地を評価する際には、
地価の同じような地域ごとにゾーン化しています。

そのゾーンのことを固定資産評価基準では
「状況類似地域」といいます。
文字通り、状況が類似している地域ですね。
だから価格もほぼ同じ地域ということなのです。

あなたの住んでいる市町村も
そんなゾーンで全て分類されている訳です。
駅前の土地も、山の中の土地も必ず
どこかのゾーンに入っているのです。






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