土壌汚染地は身近な場所にこんなに!

昨日国交省では「土地取引に有用な土壌汚染情報データベース」(http://tochi.mlit.go.jp/dojodb/)を4/1から開設していますということをお伝えしました。

この中では土壌汚染対策法における土壌汚染地の一覧が載っています。
その数、全国で362件あります!



でも。。。
じっくり考えてみると、おかしなことに気が付きません?


全国でたったの362箇所しかないのです。
場合によっては、1つの県で1箇所という県もあります。

実は土壌汚染対策法で認定されているのは、この法律で指定を受けたものだけです。


実際の取引では、もっと存在するのです!

例えば、ガソリンスタンドって土壌汚染地扱いされているって知っています?
あとクリーニング工場なども、廃液などを排出している場合には、土壌汚染地として扱われる場合もあります。
それ以外には、鉄工所などで鉄粉などが地面に飛び散っている土地なども該当する場合があります。

これらの土地の履歴は、地図だけで調べるのは難しいかもしれません。
調べることが可能な地図は、過去の住宅地図ぐらいでしょう。
そのため、あとは地元の方に聞いてみるというのがベストだと思います。


実際にガソリンスタンドの跡地に、住宅が建っているケースを良く見かけるので、ちょっと大丈夫か不安な気持ちになりますね~。