相続税路線価が突然変わる?

先日の記事で
一物四価といって
地価公示・相続税・固定資産税の価格が
存在しますよ~とお話しました。

そのうちの相続税についてお話しましょう。

相続税路線価は、一般に「路線価」と
呼ばれています。
よくニュースで「路線価」というと
相続税路線価のことを指すのです。


でもこのブログでは固定資産税路線価の存在も
お伝えしています。
そのため、あえて相続税路線価と書いています。

こんなに有名な相続税路線価ですが、
一般の方が直接お世話になる機会って
実はあまりありません。

あるとすれば。。。
不動産を相続する際でしょうか?

あと抵当権を設定するための担保評価でしょうか?
でもこれは本人はやらないですね。


そのため前年にいくらだったかって
見ている方は少ないんですよね~。
そのため、前年から価格が突然変更されている場合もあるのです。


以前聞いたのは、
ある相続人の方が、自宅前についた相続税路線価が
高いということで異議を申し立てたそうです。
周辺と比較して、どう考えても設定間違いとしか
思えない状況だったのですが、
国税庁の方は、それを認めなかったそうです。
結果、その相続人はその高い路線価で課税されたそうです。

しかしその翌年のこと、
相続人の方が路線価図を見ると、ビックリしてしまいました。
ナン
路線価が低く修正されているではありませんか!
そのことについて問い合わせをしましたが、
ナシのつぶてで、特に明確な答えは得られませんでした。

このようなこともあるので、注意しましょうね。