土地の形によってこんなに評価額は変わる

固定資産税・節約マスターのスギモです。

今日は「土地の形によってこんなに評価額は変わる」です。


固定資産税の土地の評価額って形によって非常に変わるのです。
形が悪ければ、土地の評価額も低くなるのです。
これは当たり前ですよね。


でもね。。。
そうではないこともあるのです。
形は悪くないけど、土地の評価額が低くなることがあるのです。


それはこんな土地です。
建物を赤枠で入れましたけど、そんなに使い勝手の悪い土地ではありません。

そこで質問です。
この土地って形は悪いですか~?

「ちょっと傾いているけど、建物もちゃんと建てられるし、悪くないよ」と思いますよね?


固定資産税の場合に形の良し悪しをどう判断しているのか?
それは「蔭地割合」を判定する方式で判定します。

詳しく説明しますね。
まず土地を形の最もよい長方形を想定します。
その長方形と土地を重ね合わせます。
重ならない箇所は「形が欠けている部分」として判定するのです。

その欠けている部分の割合に応じて、補正がかかり、評価額に反映されるのです。
その補正表が下記のようなものなのです。

住宅地だと最大4割引きですので、非常に大きな補正なのです。


今日はちょっと固い話でしたが、明日具体例をお話しますね。