不整形の見方は市町村によって違うことがあります

前回お話しした不整形の補正の話ですが、
評価額に最も影響を与える補正です。

最大で4割引きですからね。

ところで不整形の判定は
市町村によって対応がちょっと
違うのです。

固定資産評価基準では、
まず整形地と不整形地に
分類してから、
不整形地についてのみ
補正を入れることと
されています。
当然ですが整形地には
補正が入りません。

でも整形地と不整形地の判断に
主観的になってしまうことも
あります。
人が判断しますからね。

そのため市町村によっては
全ての土地に対して
蔭値割合を計測して
不整形補正を客観的に
適用するところも
あります。

また評価基準通り
整形地と不整形地を分類してから
適用するするところもあります。

課税上は問題ない処理ですが、
場合によっては同じような土地で
評価額が異なることもありますよ。