評価額が減額される要素とは?その2

前回からの続きです。

他に評価額が減額になる要素で大きいのが
形状の良し悪しによるものです。
これを不整形地補正といいます。

なんと!
最大で4割まで、補正されるのです。

ではどのように形状の良し悪しを
判定するのか?

形状って見た目による判断という
印象がありますよね?

でも公正性を確保するためには、
判断する人にゆだねてしまうと
差異が生じてしまうことに
なります。

それを防ぐために、
「蔭地割合」という方式を用いて
判断しています。


その「蔭地割合」とは、
こんな方法です。

まずその土地が
長方形の形の整った場合を
まず想定します。

これを想定整形地といいます。

その長方形に土地をあてはめて
どれぐらいの部分が欠けるかという
割合によって判断する方法です。
欠けた部分を蔭地といいます。


具体的に図で示しましょう。

赤い枠が想定整形地です。
薄青色部分が蔭地です。

つまり形の良し悪しの
判断は、
 蔭地面積 ÷ 想定整形地 の割合
で判断します。



でも。。。
機械的に判定するため
ちょっとした矛盾が
発生することがあるのです。

それは、また次回に~。


**********************************************
話題のTwitter(ツイッター)始めました!
ブログでは書けない固定資産税の本音を
つぶやいています。
http://twitter.com/fp_sugimo

**********************************************
●FPスギモの固定資産税診断士
 http://ameblo.jp/fp-sugimo-kotei/
●FPスギモのFP試験合格ペースメーカー
 http://ameblo.jp/fp-sugimo-shiken/
●FPスギモのメルマガ「誰でも合格!FP試験合格ノウハウ!」
 http://www.mag2.com/m/0000141946.html
●FPスギモの日常ブログ
 http://ameblo.jp/fp-sugimo/