土地の評価額から単価がわかりますよ

あなたは所有している土地の単価が
いくらか知っていますか?

課税明細書には土地の評価額しか
記載されていませんよね。

しかもとても数字の桁が大きくて
何が何だかわかりません。

これをわかりやすくするためには
土地の単価を計算してみるのが
最も有効です。

計算の仕方は
評価額÷地積(土地の面積)
です。

「なーんだ。
当り前のことでしょ。」
なんて言わないで下さいね。
実際に計算してみてくださいね。

実は計算してみるといろいろなことが
分かるのです。

田んぼや畑については、
市街化調整区域であれば
ほとんどが500円以下でしょう。
また3大都市圏でなければ、
50円以下という地域も
たくさんあると思います。

田んぼや畑の単価は
農地が作物を育てる生産力に
着目して評価されています。

また田んぼや畑は政策的に
単価をかなり低水準に
設定しているのです。

しかし実際の取引は、
宅地として開発することが前提と
なることが多いため、
取引価格はかなり宅地に近づきます。
結構のこの違いについても
市町村に問い合わせが結構くるそうです。


逆に宅地の場合はどうでしょうか?
宅地は田んぼや畑の価格と比較して
桁違いになるかと思います。

このように土地の評価は
宅地価格を10とすれば
それ以外の土地は、
ほとんどが2~3割ぐらいに
なるかもしれませんね。
それだけ宅地の単価が高いのです。